しがに履かせるスリッパはとにかく“裏”にこだわっていました。
しがが新しいスリッパを欲しがっても、良い“裏”のスリッパが無いと購入しませんでした。
裏・・・?
みなさんは、スリッパの裏って見たことがありますか?
これを読むと、今日からスリッパ選びに一工夫しちゃうかも・・・?
目次
スリッパ選び、5つのこだわり
- 裏がプラスチック製
- 底が若干高め
- 健康サンダルじゃない
- 低反発じゃない
- つま先が空いている
ひとつひとつ解説して行きますね。
1、裏がプラスチック製
まず、この写真を見て欲しいです。
1枚目のスリッパは裏面がスウェード、2枚目のスリッパは裏面がプラスチックです。
病棟には治療の影響から、あちらこちらに体毛が落ちています。
お掃除の方が、常に綺麗に掃除をしてくれているけれど、追いつかない場所や曜日もあります。
スウェードの生地に滑り止め効果があるので滑って転んでしまう危険性を減少させてくれる効果を期待できます。
しかし裏が布製だと、布の繊維に体毛が絡まりモップのようにかき集めてしまうのがデメリット。
裏面がプラスチック製のスリッパは、体毛やゴミなどが巻き込まれてしまう繊維が無いので汚れにくいです。
髪の毛がついていても、払うだけでパラっと落ちます。
2、底が厚め
スリッパって、基本的に底が薄いタイプが多いんです。
そういうスリッパは避け、底が厚いスリッパを選んでいました。
普段履く靴で想像してください。
厚底やかかとが高い(女性の靴でいう所のハイヒール)靴の方がスタイル良く見えるのはファッションの常識です。
それと同じで、スリッパも底が厚くなっている方がスタイルが良く見えるんです。
↑平たいスリッパよりも、
↑底が厚めになっている。
具合が悪くて、ヨボヨボになっていても足元はシュッとしていてスタイリッシュな風合いです。
「病人に、ファッション関係ある⁈」
と思う人もいると思いますが、大アリアリアリ!です。
極端なことを言いますが、しなびたヨレヨレのダサいスリッパを履いているよりも、綺麗で清潔感のあるスリッパを履いている方が気持ちもシャキッとします。
なんなら、少しでもかっこよくおしゃれに見えた方が嬉しいものです。
病院んだって、気持ちは健常者と変わりませんよ(^^)
3、健康サンダルはNG
健康サンダルは、健康になる目的から底がイボイボになっていますよね。
そのイボイボがだめ。
痛みには個人差があるし、全ての人が痛いと感じるわけではありません。
しかし、しがは働いている時とは打って変わって足がふにゃふにゃに。
(ただの筋力の低下)
薬の副作用からむくみが出たりして、イボイボが欠点になったようです。
4、低反発はNG
普段は足の裏の力を軽減してくれて歩きやすくなったり足裏の痛みを軽減してくれる効果が期待できます。
しかし、その柔らかさが欠点に。
ソフトな足元は、歩きにくさが倍増。
ふわふわしていて、転びやすい・歩きにくい感じがしたそうです。
5、つま先が空いている
スリッパを履いていても、足先が蒸れません。
これに限ります。
しがは、足が蒸れやすいタイプだったのですぐにスリッパが臭ったりスリッパの中がジメジメとしてくるんです。
履いている本人も気持ちが悪いですよね。
なので、夏でも冬でもオープントゥのスリッパを選んでいました。
オススメのスリッパ
最近、プラスチック製のスリッパは、スーパーや衣料品店ではほとんど見かけなくなりました。
どちらかというと、ホームセンターで見つけた時に買いだめしておくことが多かったです。
欲しい時に、探しても見つからないことが多くて困りました。
ネットでも、めぼしいスリッパを探すのはちょっと大変でした。
なかなかなくて・・・。
下の二つは、どれも私の希望を叶えてくれるスリッパです。
足の部分が麻になっていて肌触りがいいです(^^)
スリッパは洗って使う
毎日、常に同じスリッパを履いていると、足元が気持ち悪くなって来るそうです。
しがは、1週間くらいでスリッパを交換していました。
その度にスリッパを購入していたらお金がかかりますよね・・・。
なので私はスリッパを自宅で洗っていました。
使っていた洗剤はこちら。
今話題のウタマロ石鹸。
チャチャチャっと洗っても、キレイに汚れが落ちるので助かります。
さいごに
どれくらいの期間・時間スリッパを履いていたら不清潔なのか。
雑菌のたまり方や、水虫の発生率など、そういったことは全く分かりません。
もしかしたら、不清潔じゃないかもしれないし、感染だって無いかも知れません。
私が大切にしていたことは、しがが気持ちよく生活出来ること。
可愛いスリッパが好きな人。
寒い時期は起毛のあるスリッパを好む人。
本当のサンダル(外用)を履いている人。
みなさんそれぞれ好みは違うと思います。
あなたが大切にしている人は、どんなタイプのスリッパが好きでしょうか?
改めて考えてみるのも、イイですよ。
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